現在は、多くの女性が不妊に悩んでいます。これは、生活上の問題から精神的な問題、そして体の問題など様々な事が原因で起こると言われています。自然妊娠が難しい場合は、体外受精で妊娠を可能にすることができます。しかし、体外受精にもメリットとデメリットが存在しています。体外受精について詳しく勉強し、理解した上できちんと行うようにしましょう。
まず、体外受精についてお話します。通常であれば体内で卵子と精子の受精を行うのですが、なんらかの理由がそれが叶わない場合、医療の力などで体の外でそれを行い、受精、分割した胚を再び子宮内に移植することを体外受精といいます。体外受精で生まれ子供は65人に1人といわれており、昔と比べて随分増えてきているのも現状です。
1978年にイギリスのメンチェスターの北東の病院で体外受精のベイビーが誕生しました。日本でも1983年に体外受精の赤ちゃんが誕生し、その後1992年には顕微授精による妊娠出産の成功がベルギーで報告されています。また同年日本でも成功しました。体外受精や顕微授精は凄まじい速さで発展していますが、その背景には、必要とする人たちも増えてきているという現実もあります。
体外受精の費用は平均で30万から50万と言われています。体外受精は高度生殖医療に含まれているものの、自由診療となるので保険適応がきかず全額自己負担となります。また自由診療は時価ともいえるので、100万以上かかるクリニックもあれば大学病院のように10万台があったりと、費用に差があるといわれているのです。
体外受精は保険適応がされていない代わりに、国からの助成金が出ます。ただ夫婦所得650万円以下の夫婦を対象とし、年間上限10万円とあります。また体外受精はカバーされませんが、民間医療保険で、女性特約の保険範囲以内であれば不妊治療での利用が可能です。子宮筋腫や内膜症の手術であれば民間保険適応になります。
不妊治療に至るには様々な理由があります。病気というわけではないが、ただ排卵が上手くいかないあったり、体外受精はしたものの妊娠まで到達することができないということも実際多いのです。原因は一つというわけではなく、様々な要因が重っていることも多く、分からないことも沢山あります。ただ体質を変えることで妊娠率が上がることも可能です。特に現在、鍼灸が注目されています。
東洋医学では、肝と腎の働きが弱い人が不妊に影響すると言われています。特に腎は生殖機能との深い関係があると言われています。東洋医学では、女性の初潮から閉経も腎気の成長と衰えとが関わっているということはご存知でしょうか。生活習慣や食生活で腎は弱まってしまいます。また不妊には肝経や腎経のツボを刺激することで体外受精でも自然でも妊娠しやすい体になることを期待できるといわれています。
体外受精は一回で妊娠するということは安易なものではないです。しかし妊娠しやすい体に整えることで、それも可能になってくるでしょう。漢方薬は体を内面から改善していくので、排卵などを自然にできるような状態にしてくれることも期待できます。即効性はありませんが、体質改善を考え、漢方専門店で一度相談してみるのもいいかもしれませんね。
中国の漢方薬を中薬と呼んでいます。その他にも中医薬、中成薬とも言われています。日本国内ではなく、中国国内で市販されている漢方薬で、種類や数が比べ物になりません。日本は殆どが植物の漢方薬ですが中国漢方は動物の内臓も使用されるのです。体外受精をするにしても自然妊娠を望むにしても、まずは体の内側からの改善が大切ではないでしょうか。
非配偶者人工授精は夫が無精子症などで妊娠が不可能な場合、夫以外の精子で人工授精が可能になります。ただ人工授精は認められても体外受精は認められてはいないのが現状です。精液の提供者は遺伝子疾患など様々な危険性がないかを検査され、妊娠させる能力の高いものが選ばれます。実際国内でも多くの子供が誕生しています。
今現在、様々な理由で出生率が低下しています。夫婦の間で子供が欲しい人、また2人きりの生活を楽しみたいと思う人、結婚には様々なスタイルが存在します。また女性の社会進出や男性は過度のストレス社会での摩擦などで、昔と比べたら現代人の体は生殖機能がもしかしたら落ちているのかもしれません。体外受精でも自然でも、妊娠を望むのであれば日々の生活の改善も必要なのではないでしょうか。
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